オーストラリアの西の玄関口として栄えているパースは、自然と都市機能がバランスよく融合した美しい街。人口約200万の都市では様々な国籍、人種、民族の人々が暮らし、街の喧噪の中にも人と人とが触れ合い、助け合う文化が根付いています。
「世界一住みやすい街」とも称されるパースは観光に、留学に、長期ステイにとても適した場所です。
基本情報Q&A
時差•気候•季節
日本とパースの時差は1時間。例えば日本が10amの場合、パースは9amです。
毎年10月上旬〜4月初旬の夏の期間に導入され、この期間だけ通常より時計を1時間進めます。ただし、サマータイムの導入については州ごとに決めることができ、パースのある西オーストラリア州では導入していません。
パースは日照時間が長く、乾燥している地中海性気候です。この乾燥により朝晩の気温差が激しいので、特に日本から到着されたばかりの頃は体調管理に気をつけましょう。 また、パースは雪は降りませんが、四季があり、冬は想像以上に寒いと感じる可能性が高いです。日本と季節が真逆になりますので、冬は厚手のジャケット、夏は朝晩用の薄手のジャケットを持っていると重宝するでしょう。
パースでは特に夏場は日差しの強さに驚かれるかもしれません。日焼けをなるべく避けたい方は、日焼け止めをこまめに塗り直し、外ではサングラス•帽子を着用しましょう。
携帯電話•インターネット
旅行などの短期滞在の場合にはWi-Fiのみで日本の携帯を使用される方が多いです。留学やワーキングホリデーなどで長期滞在される方は、日本の携帯のSIMロックを解除して、パース到着後にプリペイドのSIMカードを購入して使用される方が多いです。SIMロック解除が難しい場合には、パースで携帯電話を購入またはレンタルして使用される方もいらっしゃいます。
パース市内中心部であれば市が設定している無料Wi-Fiを使用することができますが、通信が安定しないこともあるためご注意ください。その他、図書館や駅、カフェ、レストランなど無料Wi-Fiを使用できる場所は数多くあります。
オーストラリアの代表的な通信会社は下記の3社になります。
他にもたくさんの会社がありますので、比較したい場合はインターネットで検索してみてください。
上記質問で紹介したオーストラリア大手通信会社の各ショップで購入できるのはもちろん、ニュースエージェンシー、スーパー等で購入できます。
外出•観光
基本的にはチップは不要です。場所によってはチップを追加することもできます。
お店にもよりますが、営業時間は日本と比べると短いと思っていただくと良いでしょう。最近では24時間営業のスーパーや薬局、ファストフード店なども増えてきましたが、基本的にほとんどのお店が夕方5〜6時くらいに閉店(レストランやパブなどを除く)、カフェの場合には3〜4時くらいにはお店を閉めています。週末になるとさらに営業時間が短いこともあるので、外出前に確認されることをオススメします。
基本的にはカジュアルな格好で入店できる場所がほとんどですが、カジノや高級レストランはドレスコードを設けている場合が多いです。また、パブやバーであってもあまりにもカジュアルな格好だと入店を断られる場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
オーストラリアでは18歳から飲酒が許可されています。パブやバーなどお酒を取り扱う場所では店先で年齢確認をされることが多いので、パスポートや免許証など写真付きの身分証明書を持っていくようにしましょう。
また、パースは基本的に治安が良い場所ですが、海外であることには変わりません。お酒が絡んでのトラブル等に巻き込まれないように、なるべく一人では行かずに複数で行動したり、バッグをその場に置いたりしない、など基本的なことに注意しましょう。
西オーストラリア州では、ホテルやレストランなどの施設内では禁煙となっていて、場所によっては屋外でも喫煙禁止となっていることもあります。ちなみに「Smoke Free (スモーク•フリー)」という看板は「禁煙」の意味になるのでご注意くださいね。
そのまま飲めますが、日本とは水質が異なるので、体調が心配な方はミネラルウォーターを購入すると良いでしょう。ちなみに、ミネラルウォーターは「Still Water」または「Spring Water」、炭酸水は「Sparkling Water」、水道水は「Tap Water」と言います。
財・サービス税(GST)が日本でいう消費税に当たります。物品とサービス等に10%の税金がかかり、多くの場合税込みで金額が表示されています。例えば「$100+GST」と書かれていた場合には、税金を足すので、合計金額が$110になります。
車は日本と同様に左側通行で、原則右側優先です。日本と異なりラウンドアバウトと呼ばれる環状交差点が多く、速度制限が非常に厳しいです。
エキスパースではネイティブスピーカーとコラボの上、今すぐに使える英語表現をまとめました。こちらのページをご覧の上、ぜひパース滞在にお役立てください。