留学準備に時間がかかり、学生ビザを申請するのが出発の直前になってしまいました。オーストラリア出発までにビザが認可とならなかった場合、どうすれば良いですか。
少し前までは、学生ビザを申請した場所=ビザが認可となる場所、というルールが存在し、例えば日本で学生ビザを申請したら、認可となるタイミングに日本にいなければなりませんでした。
現在は、申請が日本からでもオーストラリア国内であっても、認可となるタイミングで同じ場所にいる必要はありません。
つまり、ご相談いただいた方のケースでは、万が一学生ビザが出発日までに認可とならなくても、例えば観光ビザのようなオーストラリアに入国できるビザを確保できれば、まずそのビザで入国し、オーストラリア国内で学生ビザの認可を待つことができます。観光ビザは申請後即日認可となることが多いですが、稀に時間がかかることがあるため2,3日余裕を持って申請した方が良いでしょう。
オーストラリア国内で学生ビザを申請した方にも、同様のルールが適用されます。
例えば、ワーキングホリデーや観光ビザから学生ビザへの切り替え、学生→学生ビザへの延長申請をオーストラリア国内でした場合、お持ちのビザの有効期限が切れた段階で新しい学生ビザが認可となっていなければ、ブリッジングビザAが自動的に有効となります。ブリッジング状態で、特別な理由で日本に一時帰国しなければならないといった場合には、ブリッジングビザBへの変更手続きをすればオーストラリア国外に出国できます。
このようにオーストラリア国内で学生ビザを申請し、認可を待っているが、何らかの理由で国外に出なければいけなくなった、という場合にも、認可のタイミングでオーストラリア国内、国外どちらにいても問題ありません。